NOT FOUND

Mr.Childrenやスキマスイッチ等のレビューを。

スキマスイッチ 「ナユタとフカシギ」

どうも、ゾロアです。

年も明けて、とうとう2016年となりましたねぇ......。

みなさん、お正月はいかがお過ごしでしたか。

 

さて、前回は「BOLERO」を取り上げましたが、今回はこちらのアルバムです。

ナユタとフカシギ(初回生産限定盤)(DVD付)

ナユタとフカシギ(初回生産限定盤)(DVD付)

 

《収録曲》

  1. 星プロローグ
  2. ゴールデンタイムラバー (album ver.)
  3. ムーンライトで行こう
  4. 病院にいく
  5. デザイナーズマンション
  6. 8ミリメートル
  7. レモネード
  8. SL9
  9. 虹のレシピ (album ver.)
  10. 光る

 

 

はじめに

前作「夕風ブレンド」から、約3年ぶりのアルバム。

2008年のソロ活動を経て、09年には、シングル「虹のレシピ」「ゴールデンタイムラバー」を立て続けにリリース。そして、同年11月に待望のニューアルバム「ナユタとフカシギ」が発売となりました。

 

Amazonのレビューでは、割と賛否両論のアルバムだったりする。

「納得の1枚」「ほのぼのしていて癒される」とか、

逆に「物足りない」「期待はずれ」、さらに「スキマスイッチらしくない」と否定的なレビューも。

これらのレビューを読んで、改めて僕が思ったのが、

「え~っ......、個人的に好きなアルバムだっていうのに、なんか残念だなぁ(´・ω・`)

まあ、確かに、「夕風ブレンド」以前のアルバムとはちょっと変わりすぎた感じはあります。

前作は全曲のクオリティが高いのに対し、今作は実験的でマニアックな曲が多い。「ムーンライトで行こう」、「病院に行く」、「デザイナーズマンション」、「レモネード」とかがそうなんだけれど。

でも、スキマのお二人も、「こういう曲を敢えて入れてやろう!」という意図があったんじゃないか、と思うんですよ。前作と同んなじ方向に走るんじゃつまんない。新境地を開拓してみよう、って感じで。ある人にはそれが裏目に出たんだろうけど、個人的には1曲1曲をじっくり聴き込むことができるし、よ~く聴けば世界観があって、とっても面白い曲ばかりなのになぁ、というのが僕の感想です。

 

スキマファンならば、一度は聴いてもらいたい名盤だと思っていますけどね。

 

それでは、恒例の全曲解説へ。

 

 

1.双星プロローグ

仮タイトルは「1曲目」。

初っ端から弾けるようなポップ曲で、最初にドラムの音がなった瞬間から、リスナーをノリノリにさせてくれる。去年のツアー「SUKIMASWITCH」でも演奏されたライブの定番曲です。

 

んで、注目してもらいたいのが、この歌詞 (笑)

ウィキペディア曰く、「歌詞は2人の出逢いとも取れる内容が書かれている。」とのこと。 確かに、、

あっ! これ、もろに大橋くんとシンタくんじゃん! (爆笑)

って思わせるような、なんか、こう、、ニヤニヤが止まらない歌詞ですwww

 

だって、

出会いはとある紹介で抱いた印象といえば

ナイスとは言えなくて 散々なものだったみたいだ

この出だし。どうやら大橋くんにとって、シンタくんの第一印象は非常に悪かったらしい。「何でこんなにピアノが下手なのに人前に出られるんだろう?お客さんを入れてお金取ってやってるのに」と(^^; その後も、シンタくんから「一緒に音楽をやらないか」とアプローチを受けたんだけど、第一印象が最悪だったため、逃げ続けていたんだそうです。こんな散々なエピソードもあったんですね(笑)

 

しかし、日が経つにつれ、二人の距離はどんどん縮まっていって......(苦笑)

そしてラスサビで急展開を迎える!!

運命のいたずら 惹きあった 二人がほら

やっと ギュッと 人生の手を握り合った

えっ (;゚Д゚) 

な、なんだこのラブ全開な歌詞は!!

これじゃまるで、二人が恋人同士(ホモ)みたいじゃないか!

それに、1番のサビで「そんな二人のラブストーリー」とか歌ってますし!(爆笑)

 

そういえば、このアルバムから、二人のやりとりを増やして制作するようになったとのこと。

なるほど、確かに「さあ、活動再開だ! これからも二人で行くぞー!」的な心意気も感じますが、、

 

だからといって、こんな歌詞にしなくても (爆笑)

 

と思いつつ、僕は二人の行く末を見守ることにしたのだった......(^^;

エピローグはまだまだ、必要ない

のですから。

 

 

2.雫

ファンからは、絶大な人気を誇る曲。

アニメ「獣の奏者 エリン」の主題歌として耳にした方も多いかと思います。

いわば、スキマスイッチは、この曲でリスタートを切ったということになるわけですが、「夕風ブレンド」以前の楽曲とは、雰囲気が一味違うものになっていますね。

なんかこう、、神秘的で、サウンドも異様にかっこいいというか。

 

間奏のフルートや、パーカッションによるリズムの刻み方など、とにかく演奏に「繊細さ」がある。

並のアーティストにこれは作曲できないだろうし、ましてやこの曲を演奏するのはとっても大変だと思う。しかし、原曲をギター一本とハーモニカで再現できたら、とってもかっこいいのではないか? 一度はステージで弾いてみてもいいかもしれない。(そのためには、まずハーモニカを買わなきゃいけないんだけど/笑)

ラスサビの転調は、、、美しい。これはあまりにも鮮明すぎる。

まるで、富士山の頂から眺める夕日のように......あぁ......(´;ω;`)

スキマスイッチの中では、これも名曲なのではないでしょうか。

 

そして、この歌詞。

1曲目の「双星プロローグ」が「スキマスイッチ結成」ならば、

この曲は「ソロ活動を経てのスキマスイッチ」なんじゃないか、と思ったりします。

※結構大ざっぱに解釈したつもりですので、あしからず。

だって、、

背中にあった翼は君と共に無くした

僕がいなくても地球は回り続ける

君がいないなら僕の朝はもうやってこない

残った涙はあと少し きっと君には届かない

最後の雫が、落ちていく

ほら。なんかそれっぽく聴こえてきません??

大橋くんも、シンタくんがいなくて結構心細かったのかもしれないですね(笑)

ソロよりも「スキマスイッチ」としての二人の方が断然かっこいいし、二人で作詞作曲・アレンジした曲を、大橋くんが歌うことに意味があるんだ、と二人も実感したのではないでしょうか?

そう、「ソロ活動」があってこそ、この曲、このアルバムはできたのだ、と僕は思うのです。

 

そして、最後はストーリーがガラッと変わり、

スキマスイッチ」としての活動を再開することを、二人は決意します。

これからは大地を踏みしめて

君を抱いて歩いていこう

 

 

3.ゴールデンタイムラバー (album ver.) 

名曲中の名曲。

一昔前、ベスト盤の方で初めてこの曲を聞いたんだけど、その時の感想は、

「おわっ、なんだこれ! 超カッケェ!!Σ(゚д゚lll)」

と、もう一瞬で虜になってしまった。

まさに「イリュージョンの世界」へ引きずり込まれる感じです。

当時、youtubeなんかでは、他の曲をさしおいて、こればっかり聴いていたような気がする。もちろん、今でも大好きな曲です。PVもかっこいいですし!

 

スキマスイッチにとっては、初の打ち込み解禁。

アルバムバージョンということもあって、前奏が追加されている。シンセサイザーのオンパレードといったところか。そして、シングルバージョンと同じイントロに。カッコいい流れだな。あと、フェードアウトしない形で、最後に「ジャーン!」と鳴って終わっています。

そして、大橋くんのボーカル。まさに「ノンストップ」で、息継ぎをする暇もない。実際にカラオケで歌うと、超疲れるんですよ、これが......。ライブじゃ、これを軽々と歌い上げますからね、大橋くん。大したもんだ。

この演奏、大橋くんの早口なボーカル。そして歌詞。他の楽曲にはない緊迫感が味わえる。

「集中できてないな まだ体が迷っているんだ」といった「くぐもった迷い」を抱えている。歌詞が異常に長いのがそれを象徴しているのだろう。それはある意味で「男の弱み」を歌っているようにも聴こえる。しかし、そんなものなど捨てて、「バレルの階段を上がれ」!! という背中を強引に押される感じがある。サビで「やるときはやるんだ!」的な力強さがあるんです。

これだけのドラマを約6分の演奏時間に詰め込んでいる。だからこそ、押しつぶされるような緊迫感、ジェットコースターのようなスリル感も体験できるし、その上何度もリピートしたくなる超大作ナンバーです

「名曲」というのは、こういうことを言うんですよ、みなさん。

 

味わうのは勝利の美酒か それとも敗北の苦汁か

そう すべては2つに1つ 操りたい運命の糸

ドゥユーノー? 運命は奪い取るもの

 

 

4.ムーンライトで行こう

冒頭のアップテンポ3連発から落ち着いて、この曲。

 

アコースティックギターによる、ゆったりとしたカントリー系の曲調です。

曲単体として見ればなんてことのない小曲なんだけれど、1~3曲目で味わった「緊張」をほぐし肩の力を抜きつつ、ここからまた新たな世界観を描き始める。

そもそも、この曲は「日本語の詞なんだけれど、英語に聞こえるように歌ってみた」と大橋くんが発言しているとおり、いい意味でクセがあって、なんかこう、自然と癒されるボーカル、楽曲に仕上がっている。それと、間奏のギターソロが、「オトナの雰囲気」っていうか、すごくお洒落で好きです。あと、「将来有望って期待されて調子に乗ってた 不甲斐ないなぁ 辛いなぁもう......」という歌詞が堪らなく好きだ。(笑)

こんな風に、耳を澄まして聴いてみると、今までになかった世界観が見えてきますよ。

おばちゃん イビキがものすごいの

という、オチもついていたりしますし (大爆笑)

 

なんと、ツアー「SUKIMASWITCH」では、ロック系にアレンジされていますので、必聴です!

 

 

5.病院に行く

な、なんだこの歌詞は! (;゚Д゚)

まず、第一印象がこれ。そして今も全く印象が変わっていない(笑)

もう、、ツッコミどころが多すぎて......ちょ、めっちゃニヤニヤするんですけどww

せっかくレビューという形で書いていくので、歌詞全文を引用して、そのストーリーをじっくり堪能していきたいと思います。

なんだか調子悪いなぁ カラダが重い

体温計をくわえたけど およそ目に見えている

電子音が鳴り響く 動きが止まる

信じられない数字が並ぶ 病院に行かなくちゃ

 

ふらつきつつペダルこいで商店街を抜ける

日曜日でも診てくれるとこ

確かあの辺りにあったような

とある休日。

具合が悪くなってしまい、自転車をこいで病院へ向かったんだけど......。

というか、こういう、「風邪ひいちゃったよ」っていう描写の歌詞ってあんまないよね。遊び心も感じられるが、なんかリアリティがあって面白いなぁ、と。

しかし、このあとの展開が......! ↓↓(゚▽゚○)↓↓

 

「意識が少し薄れて 気が付いたら」、

見覚えのある表札がみえる ここは君のアパート

なんでそうなる。Σ(゚д゚lll)

病院に向かってたのに、気がついたら彼女のアパートに来ちゃったよ!

どうやったら、そんな方向に反れるんだよ! ってか早く病院行けよ!!

しかし、彼がとった行動は、、

 

ピンポーン。 おいおい!(゚Д゚;) 

 

呼び鈴押して出てきた君 心配そうな顔

「中に入る?」そう聞かれて 頷くと同時に倒れ込んだ

いや、入るなよ。(゚Д゚;) さっさと病院行けよ。

玄関に入った瞬間、彼は倒れ込んでしまった......!

そして、「夢の中かもしれない 目を開ければ」、、、

 

柔らかなヒザマクラで 僕は寝転んでいた

だから、なんでそうなる。Σ(゚д゚lll)

ヒザマクラってwww せめて布団に寝かせろよwww

でもこういうのってなんか羨ましいよね(笑) 布団ではなく、自分の柔らかくて温かいヒザマクラで寝かせてあげる彼女。そしてそこでゆっくり眠る彼。これはこれで、「愛」を感じるっていうか......(爆笑) 多分、これこそ典型的なバカップルなんだと思う。(いや、それを通り越して、、もはや変態w?) くそっ、このリア充め。いつまでもそこでイチャイチャしてろ。

タイトルは「病院に行く」なのに、結局病院に行かない、という話でしたね。(大爆笑)

 

どんなクスリより 一番効くクスリ

巧いこと言いやがって。

 

 

6.デザイナーズマンション

この曲は、「全ての楽器を、二人で演奏している」とのことで、ドラムは大橋くんが叩いています。しかし、、上手くね、大橋くんのドラム!? なんか、それなりに雰囲気が出ていて、聴いていてとても心地良いです。「雫」でも書いたんだけど、このアルバムは特に「演奏」に焦点をあてていて、一曲一曲全く手を抜いていない感じで、個人的には好きですね。

 

そして、メインはサビのコーラス。

ダイキャ~ン山に住もう~~♪ 立地もいいデザ~イナーズの、メンショ~ン♪

と、なんとも濃厚な歌声が、CDプレイヤーから響いてくる。

代官山を「ダイキャン山」、マンションを「メンション」と発音していて、「歌」に対する「こだわり」が感じられて、いいなぁ、とリスナーとしては嬉しいです。(苦笑)

 

一度聴いたら、これが意外とクセになるんです。さすが、スキマスイッチは格が違うねぇ......。

個人的には、ライブアルバム「TOUR 2010 "LAGRANGIAN POINT"」のバージョンがおススメです。原曲はフェードアウトで終わってしまうのですが、ライブではバンド感の増した、さらに迫力のある演奏になっております。

 

 

7.8ミリメートル

超名バラード。 実はこれ、スキマスイッチの楽曲で一番好きな曲

スキマスイッチの名曲なんて、挙げれば挙げるほどキリがないくらいあるのだが、この「8ミリメートル」はもうダントツで1位。いや、まじ。なんでこの曲をシングルカットしないの?? っていうお叱りのコメントを送りたいくらいです。(苦笑) 

 

まず、イントロから哀しすぎる。ピアノとストリングスと、あのシンセサイザーが......。

そして、大橋くんが囁くように歌う。それはまるで、過去の自分を見つめ、妬み、哀れむように。

 

8ミリカメラをいつも手にとって、二人で撮影していた日々。

何気ない風景、恋人の可愛い仕草、懐かしい言葉、幸せそうに寄り添う二人......。

ある日、「永遠を誓い合った未来の二人へ『今、幸せに過ごしていますか?』とメッセージを贈ろう。」なんて言い出して、少し顔を赤らめながら、真っ直ぐな瞳で、遠くて近いはずの未来に語りかけた。そして、それをいつかは二人の前で流そう、なんて思ってた。二人とも光り輝く、幸せな未来を望んでいたはずなのに、、、

今ではもうフィルムの中に住む二人だけが

楽しく笑っている

わけですよ!!

何なんだよ! 「未来の自分たちへのメッセージ」を撮っておいて、それを二度と使えないただの思い出にして! どうしたんだよ、まさか、「ゆりかごのある丘から」みたいに、「僕が戦場に行っているその間 君はもう違う誰かの腕の中」になっちゃったのか?! ってか、そもそもなんでその時に「結婚しよう」って言わなかったんだよ! 今ではもう、古い缶ケースの中に置き去りにされて......。一体全体これはどういう事なんだよ!! おい、答えろよ! (←落ち着け)。

......すみません、つい。悲しくて悲しくて、叫ばずにはいられませんでした。

「幸せな過去」と「哀しい現在」。この対比があまりにも鮮やかすぎて、なんか、こう、何の関係もない僕たちまで悲しくなっちゃう、、そんな歌詞です。

途切れ途切れの僕たちだけの世界

物語はもうこれで終わるんだ

ささやかだけどとても幸せだったんだ

あぁラストシーンは一人きり

うわぁぁぁぁぁ゚(゚´Д`゚)゚ これは後世に遺すべき、名曲です。

 

ちなみに、「Aアングル」、「Bアングル」とこの曲で三部作になっていて、3曲同時に聴くと、、猛烈に泣けます。「気づけば、ドアの向こうから 私を呼ぶ幸せな声」「かすれたラベルをなぞる 君の文字が愛しい」という対比が......(´;ω;`)

切ないよぉ、恋したいよぉ......(泣)

 

 

 

8.レモネード

スキマスイッチのラブソングは、とても奥が深い。

単にラブソングといっても、決してそれはワンパターンではなく、「奏」のような純愛バラードはもちろん、「ガラナ」のようなポップナンバー、「8ミリメートル」「藍」のような悲恋、「月見ヶ丘」「願い言」のような日常的に感じる愛、「ボクノート」のようなゆったりとした優しい曲調など、多種多様な顔を見せるのだが、、

ここまでエロティックな曲調は、今までにあっただろうか? (苦笑)

 

しかし、素直に「凄いな」と思ったのは、このエレキギター

なんだかとってもムーディーで、まったりしているのか、毒々しいのか、よくわからないこの感じが、なんかこう、、とってもエロっぽいというか、、(爆)

大橋くんのいじわるっぽいというか、色気のあるボーカルと絶妙に絡み合い、ひとつひとつのフレーズがその危ないカンジの雰囲気に吸い込んでいく。

この素晴らしいギターテクニック。ある意味でこれも名曲ではないだろうか。

ライブアルバム「TOUR 2010 "LAGRANGIAN POINT"」では、さらに色気のある演奏を聴くことができます。実は個人的にも、またライブでやってほしい曲の一つです。一体どんなアレンジをするのだろうか......キョーミo(^^o)(o^^)oシンシン。是非とも演奏してもらいたいものですなぁ。

後の「蝶々ノコナ」では、さらに進化した演奏を楽しめます♪

 

 

9.SL9

いよいよ終盤に向けて、壮大に盛り上がる......!

うぉぉぉぉぉ、なんじゃこりゃぁぁぁ! と、初聴き当時から、「名曲」と確信したものです(笑) こういうスケールでかい曲は、大好きです。

サウンドも神秘的で、そして、歌詞が、、超絶にカッコイイ!

 

まず、この歌詞については、ちょっと解説が必要かと思いますので。

SL9とは、「シューメーカー・レヴィ第9彗星」の略です。

1994年7月17日、その彗星が木星に衝突したことが大きなニュースとなりました。

この歌詞は、シンタくんが書いたもので、その時の実体験を綴った楽曲です。

まだ高校生だったシンタくんに、大きな衝撃と感動を与えた、そんな出来事だったんだそうで。

僕が生まれる前に、そんな事があったなんて......! Σ(゚д゚lll) 是非、この目で目撃したかった......。

 

いやぁ、よほど衝撃を受けたんでしょうね。

だって、サビになれば、もう、すごいですよ。大橋くんのボーカルが(笑)

「遠~く、は~る~かぁ~~♪ 宇宙から呼~びか~ける~~ぅ♪」

ほぼ、歌うというより、叫ぶ、というか。ある意味、スキマスイッチで最も激しい曲かも。

大橋くん自身も、「キーが高くて、歌うのが本当に大変」と言っていましたし。

マイナーな感じのAメロから、一気にパァッと広がっていく感じも、本当に巧いです。

 

歌詞の方を引用してみれば、

遠く遥か宇宙から呼びかける

散らかった六畳間への言葉のないメッセージ

感情が走り出す 忘れてた未来へのイメージ

ざわめいた胸の鼓動を抱えて夜が明けていく

当時のシンタくんは天体に興味があって、部活も天文部に入っていた、、と聞いたことがあります。(追記:天文部ではなく、柔道部でした。スミマセン。)

そんな彼の心に火をつけたのが、まさにこの「SL9」。

「少年よ。宇宙には、こんな素晴らしい世界が広がっているのだぞ」。

という感じの囁きが、聞こえてきそうですね(苦笑) でも、シンタくんにとっては、自分を変える大きなきっかけになったわけですから、本当にそういうメッセージを感じたのかもしれないですね。ーーたった一つのニュースが、自分に大きな夢を与えた。まさにそういうわけですよね。

 

もしも、シンタくんがピアノをやっていなければ、ミュージシャンではなく、有名な天文学者となってノーベル賞を受賞していたのかもしれませんよね(爆笑) 

まあ、最終的にミュージシャンとなったわけですが、

いずれにせよ、これが彼の人生で重要な出来事となったのは、間違いないでしょう。

 

大切な想い出を、気持ちを込めて歌い上げる。改めて、この曲が好きだ、と思いました。

 

最後に。

見えもしないものでも想像して行動すりゃ

望む人の、手の中にある

 

 

10.虹のレシピ (album ver.)

名曲。そして、まさにこのアルバムを象徴する曲。

活動再開後、初のシングル曲ということで、スキマスイッチの意志表明とも言える楽曲となってます。

 

歌詞は、スキマスイッチの、曲を作る過程がモデルになっているとか。

互いに持ち寄った無数の素材(フレーズ)から選りすぐって

悲しみ味わった涙のスパイスを少々加えてみたら

この歌詞で、なんとなくイメージがつくかと。

特にここの部分は、ソロ活動を経て、改めて大橋くんとシンタくんの二人で作詞作曲に努め、「これからも二人でいこーぜ!」っていう意志も読み取れます。

冒頭の、「双星プロローグ」「雫」にもどこか通じる部分がありますね。

この行間の想いをL‐Rで感じさせて

っていう歌詞が、いかにもスキマスイッチっぽいなぁ、と。

 

あと、もうひとつ。

届けたいな 全部覚えなくてもいいから

落とさずに持っていてよ

諦めんな 少しズルしてもいいから

君の声が必要

うむ、深い......。

この「全部覚えなくていいから」「少しズルしてもいいから」っていうのが好き。

今はもっと肩の力を抜いていいさ。でも、やるときはやってくれよ。ってな感じで、一息つくこともできるが、不思議と背中を押された感覚にもなれる、そんな歌詞です。

しかし、、これはいい歌詞だなぁ......! この詞を書いたスキマスイッチに拍手を送りたい。

 

 

ちなみに、この曲は、「せーの」で全員一緒にレコーディングしたそうです。

ギター、ドラム、ベースだけじゃなく、サックス、トランペット、トロンボーン、コーラス隊など、沢山の楽器を使っていて、CD音源だけでもライブ気分を味あわせてくれます♪ 演奏時間は、7分40秒と長いですが、全く退屈に感じさせないし。結構、ライブ映えする曲だと思うんだけどなぁ。

そして、ハイライトは、アウトロのコーラス。

「な~な~な~なぁ~な~~♪ ななな~な~、ななな~なぁ~~♪♪」

おいおい、どんだけ盛り上げ上手なんだ、この野郎。ボレロみたいに、演奏も徐々に盛り上がっていって、今、イヤホンで聴いていますが、もう鳥肌が立っています(笑)

これ、是非ともライブでやって欲しい曲です。どんなアレンジをするのかな♪

アウトロの「なーなーなー♪」を、観客席から熱唱してやりたいな♪♪

シングルバージョンはフェードアウトで終わっていましたが、このバージョンのラストは、最後にもう一度、手拍子をしながらみんなで「なーなーなー♪」を歌って、終了。

もう、感動の一言です。さすが、スキマスイッチ

 

 

11.光る

いよいよ、最後を飾る曲となりました。

ピアノとストリングスが、静かで聴き心地のいい音色を出しています。

 

で、この曲のすごいところは、

なんと、この歌詞、前半は大橋くん、後半はシンタくんが書いたものだそうです!

要するに、交換日記形式で。

大橋くんの書いた歌詞に、シンタくんが返事を書く、というイメージで。

せっかく半分に分けるのであれば、そこに何らかのメッセージを乗せたいなと思っていて。僕の書いた歌詞に、どんな返事が来るのかな、という感覚で楽しみにしていたんです。最終的には決意表明のようにも受け取れる楽曲になって、自分自身で聴いていても、「僕らも変わってきたんだな」という感覚がありました。自分たちの中にあるものを、今できる方法で表現するようになったんだなって。

引用元:インタビュー『スキマスイッチ』|エキサイトミュージック(音楽)

まあ、そういうわけで(笑)

しかし、前半も後半も言いたいことは一致していて、最終的に、「できるだけ僕の想いを 君にまで届けたいんだ」と歌う。2つのメッセージと、1つの決意表明。正にこれこそが、「作詞:スキマスイッチ」で、2人で1つの歌詞を作り上げた、そんな印象が強く残る歌詞だ。自分たちの中にあるもの、ってまさにこういうことだと思う。

 

このアルバムの全曲は、「世界のほとりに生まれた一つの歌」。

よどんだ静寂(しじま)を照らす歌になれ

嘘のない本当の言葉

奏でたい呼吸を合わせて

これら一曲一曲を演奏し、歌うことに、ちゃんとした意味があるはず。

だから今こそ、呼吸を合わせて、「君」のもとへ届けよう。

うむ、深いねぇ。ライブの最後に歌われたら、もう感動ものだねぇ。

 

「誰かじゃない、君へ」、このアルバムを聴いてもらいたい。

みなさんが、このアルバムを気に入ってくれることを、切に願っています。

光れ、スキマスイッチ

 

みんなきっと 何かを決めるとき 言い訳を探している

それでも歌うことに 理屈など、ない